操舵試験

公開日: 2012年4月21日土曜日

こんばんは
電装班班長の谷口です。
今日は、と書きたいところですが、家に帰ったら昨日になってしまいました。
それでは、昨日は操舵試験を行いました。
操舵試験は電装班が製作した操舵システムの動作を確認する試験です。
今日は翼班やフレーム班、プロペラ班の人たちに協力してしていただき、
作業場内で尾翼を組み立て、サーボモーターにつなぎ、実際に尾翼を動かしました。



試験の結果、、水平尾翼の舵角が小さいことと、水平尾翼のニュートラルの位置
とサーボモーターのニュートラルの位置がずれていることがわかりました。
まずニュートラルの位置はプログラム上でサーボのニュートラルの位置を変えることで解決することができました。(私たちのプログラムはサーボモーターのニュートラルの角度を決めて、そこを中心に左右に何度回転させるかを入力するようになっています)
舵角についてもプログラム上でサーボモーターの回転角度を±20度増やし、
35度にしました。
しかし、サーボモーターは35度回転させても、尾翼は35度も動いていません。
(35度も動いたら大変です・・・)実際に動いているのは10度ぐらいです。
このように私たちの尾翼はサーボモーターの回転角度が完全に尾翼の舵角に
反映されてません。(とくに垂直尾翼)
テイルビームの構造に問題があるのですが、これでは効率が悪いのでこれをどう解決するかどうかが来年以降の課題です。
とはいえ、問題点を発見し、解決できたので操舵試験は成功したといえます。
協力してくれたみなさんありがとうございました。
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