2015年度設計より鳥コンについて総評
2015年度設計担当の稲光 です。今年の鳥人間コンテストも残念な結果になってしまい応援してくださった皆様に対して申し訳ない気持ちでいっぱいです。
鳥人間コンテスト当日は左からの強風により離陸時に左翼が持ち上げられてしまい機体姿勢を崩してしまったことと、離陸前の待機中に垂直尾翼が不具合を起こしてしまうなどのアクシデントが発生した為、スタートラインを超えることすらできませんでした。
今年の機体は去年の反省を踏まえてオリジナル翼型を使用せず、他の多くの機体で実績のあるFXシリーズに変更し確実性を高め、また機体の形状抵抗を減らす為、翼 等の材料や、フィレットの製作方法等を変更しました。これらの改善により機体形状は去年よりも違和感の少ないものになったと思います。
先輩方が機体の大幅な改変を行って3年目となりましたが、なんとか定常飛行をテストフライトで行えるようになりました。しかし飛行中の機体安定性やカーボンフレームの構造、操舵系などまだまだ改善すべき点が多くあります。一年間の間で後輩達には多くの作業や経験を積ませることができたのでそれらを踏まえて来年は今年の機体をさらに上回る機体を作ってもらいたいと思います。
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