HPA飛行会

公開日: 2016年8月31日水曜日 活動報告 設計

私たちの機体は2016年度8月27日に富士川滑空場で行われたHPA飛行会にてクラッシュしてしまいました。
搭乗していたパイロットは軽症ですが擦り傷と打撲という怪我をしてしまいました。
原因は機体がバランスを崩し、左翼を地面に打ち付けた衝撃で右翼側のマウントがボルト穴から捻じ切れ、主翼が脱落した事による機体の横転です。

まず、主翼マウントが捻じ切れたこと。これは人を乗せる機体にあってはならないことを起こしてしまいました。
材料には3mm厚のベニヤ板を1mm厚のCFRPでサンドしたものを使用していました。
飛行時の荷重には十分に耐えていましたが、衝撃荷重に対する考慮が不足しておりました。
また、今までのテストフライトで主翼マウントのボルト穴の周囲には繊維の歪みのようなものも発生していました。
これを重大に捉えず、機体の運用を続けてしまったことも、このクラッシュを起こしてしまった原因の一つです。

そして大元の要因として、なぜ機体がバランスを崩してしまったか。
これは2つ考えられ、1つは当日横風が1m/s程度吹いていたこと。弊チームの機体は側面投影面積が大きく、また、低翼による重心の高さから横風の影響を大きく受けてしまいます。そのため、滑走路に平行に飛ばなければならない条件ではラダー操作を大きく入れないといけないこともあり、ロール方向にバランスを崩してしまうことが多くあります。

もう1つの理由にHPA飛行会直前のテストフライトから右翼部分を作り直しており、左右の揚力バランスがそれ以前までのフライトと変化していました。
当日の試験飛行の時間に幾分かは調整することができましたが、完全には修正することはできず、そのまま本番飛行へ挑んでしまいました。
その時の映像からも、滑走時から左翼よりも右翼が上がっているのが確認できます。これに右翼側からの横風も伴って左翼が下がり、そのまま着地した結果、上記のような主翼脱落という結果に至ったと考えております。

私たちには棄権という選択肢もあったにもかかわらず、不安の残る機体で飛行を優先してしまったことは、十分に反省しなければならないことで、これからのチームの戒めとし、今後このようなクラッシュを起こさないように真摯に努めてまいります。

また、HPA飛行会関係者の方々には多大なるご迷惑をおかけしたことを、お詫び申し上げます。

先日のHPA飛行会をもって、2016年度プロジェクトは終了となりました。
今まで応援してくださった皆様には厚くお礼を申し上げます。
これからも私たちのチームは続きます。今後とも応援のほど、よろしくお願い致します。


2016年度設計担当 鷹栖啓将


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